山口県で歯科技工士の資格取得を目指すには?

山口県では、ライフステージごとの歯科に関わるサービスを誰もが適切に受けられるよう、歯科保険医療サービス体制の増進を目標としています。
今回は歯科医師や歯科衛生士とともに、縁の下の力持ちとして歯科医療を支えている「歯科技工士」に注目し、資格取得方法を含めて解説します。

歯科技工士の仕事とは?

歯科治療でよく聞かれる入れ歯やブリッジ、インプラントなどは、患者に合わせた形や色で作成しています。そのため大量生産することはできず、全て一つひとつ作られたオーダーメイドです。その技術を生業にしているのが歯科技工士という仕事です。
私たちが普段関わる機会は少ないですが、歯科医療の分野では欠くことのできない大切な職業なのです。

山口県で歯科技工士の資格を取得するには?

山口で歯科技工士になるには、高校卒業後、専門の教育機関で必要な課程を2年以上履修し、歯科技工士国家試験に合格する必要があります。
全国的に歯科技工士の教育機関は専門学校や短期大学が多く、4年制大学は東京・大阪・広島に3校あります。山口県内には歯科技工士の専門学校が1つしかなく夜間専門であるため、近県の広島や島根、福岡なども検討して自分に合った学校を見つけましょう。
国家試験は毎年2月頃行われ、学科試験と実技試験があります。試験会場は北海道・宮城県・東京都・大阪府・福岡県の5都道府県とのことなので、こちらもアクセスしやすい福岡県や学校近くの会場にすると良いですね。ここ数年の合格率は90%以上で、毎年全国で約800人が歯科技工士に合格しています。

歯科技工士は医療が進歩しても必要とされる大切な技術職!
口腔内の構造はとても複雑で、それぞれの噛み合わせや左右差などを含めて忠実に作成するには、機械だけでは限界があります。単純な作業ではないからこそ高度な技術が必要なので、歯科技工士は今後も需要の高い職業なのではないでしょうか。歯科技工士に興味のある方の参考になれば幸いです。

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