未来に目を向けた大分市の放課後デイサービスの取り組みとは?

様々な状況で支援が必要な子どもたちが、学校や家庭とは違う場所で様々な経験をさせてくれる場所、放課後等デイサービス。
様々な事業所がありますが、今回はその中でも大分市の事業所が取り組む、放課後等デイサービスのその先の未来へ目を向けた取り組みについてご紹介します。

大分市の人口と子どもの割合

大分市は、九州の県庁所在地であり人口は大分県内はもちろん東九州で最多の47.81万人となり、九州で5番目の都市となります。
全国的な傾向と同じく、大分市も少子高齢化が問題となっています。
0~14歳のいわゆる義務教育までの子どもの割合は13%程度の6万2千人ほどです。
全国の出生率よりわずかに高いものの、人口置き換え水準の2.07には及ばない状況となっています。
ですが、就学前の子供をもつ夫の家事育児参加時間は全国の中で各段に高くなっており、1日あたり90分間関われているというデータもあるほどです。

放課後等デイサービスとは?

放課後等デイサービスとは、支援を必要とする小中高校生が通う福祉施設です。
放課後や長期休みの子どもたちひとりひとりに合わせた発達サポートをしてくれます。
似たような福祉サービスで、「児童発達支援」というものがありますが、こちらは0~6歳対象でトイレや着替えなどの日常生活の支援や集団生活サポートなどを行います。

未来に目を向けた大分市の放課後等デイサービスの取り組み

大分県にある「多機能事業所」では、放課後等デイサービスと就労継続支援B型の2つの事業所が一つのばしょにあり、社会福祉士はもちろんのこと精神保健福祉士、臨床心理士など様々な分野のエキスパートたちがひとりひとりの個別支援と未来へ繋がる細やかな支援を行う取り組みをしてそれぞれが自立に向かっていけるように促しています。
事業所内にはカフェもあり、作業所のものづくりの社会活動の他カフェでの接客などの仕事をしながら社会と繋がっていくこともできる新しい取り組みをしている事業所です。

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