おしゃれな公共施設が多い広島県!建築設計の仕事となる方法を解説!

広島には、有名建築家が設計したモダンでユニークな建築が数多く建てられています。
2023年にG7の首脳らが集まった広島平和記念資料館や円筒シェル型の新白島駅、おりづるタワーなどはまちのシンボルとなっています。
このように近代的なまちなみが魅力的な広島ですが、1945年に投下された原子爆弾によって、かつては壊滅的な被害を受けました。
焼け野原から美しいまちを取り戻したのは、建築設計士たちの復興にかける苦労がありました。

広島にはなぜおしゃれな建築が多いの?

広島県に美しい建築が多く建てられているのは、行政の方針が大きく関わっています。
というのも、県が以下の強みを掲げて「魅力ある建築物創造事業」を行っているのです。
・山と海の豊かな資源により昔から製造業が盛んで、創造性に富んでいること
・原爆ドームをはじめとした世界的な発信力
・世界的に活躍する建築設計者や高度な技術をもつ建設会社がいること
広島県はこれらを生かして、優れた建築物を建てることにより魅力あるまちづくりを目指しています。
特に公共施設には設計士だけでなく、クリエイティブ集団、学生までも巻き込む方針です。
広島で建築設計の仕事をすれば、大きな仕事をするチャンスが巡ってくるかもしれませんね。

具体的な業務内容は?建築設計の仕事

建物の建設に必要な計画を立案し、図面などをつくるのが建築設計士です。
設計する内容によって、「意匠設計」、「構造設計」、「設備設計」の3つに分けられます。
みなさんがイメージする「建築家」は多くの場合、コンセプトやデザインを考える意匠設計を得意としています。
彼らの仕事は構造・設備設計を大きく左右するもので、多方面と打ち合わせを重ねますから、リーダーシップやコミュニケーション能力も必要です。

広島のまちづくりに貢献したい!建築設計士になるには

建築士には一級建築士や木造建築士がありますが、誰でも受験できる国家資格ではありません。
そのため建築設計の仕事に就きたい方は、どの設計分野であってもまずは建築系の学科や専門学校で知識をつけることが一般的。
学校卒業後は建築事務所やゼネコンで数年間実務経験を積みながら、試験に挑む方が多いです。
しかし近年は建築士法の改正によって、一級建築士の受験に「実務経験」が必須ではなくなりました。
学歴さえ満たしていればいいので、卒業したばかりの若い年齢でも取得できるようになっています。

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