陸上競技とは違うリレーの話

リレーとは?

「リレー」と聞くと、多くの人は陸上競技の一種を想像するかもしれません。でも今回紹介する「リレー」は、陸上競技とはあまり関係のないもの。強いていえば、言葉の元になったぐらいでしょう。
陸上競技のリレーとは、複数の走者がバトンを繋げてゴールを目指すものです。同じような働きをする「リレー」は、テクノロジーにも使われています。テクノロジーに使われているバトンとは、電気そのものです。別名「継電器」と呼ばれています。

オンとオフを切り替える

もう少し掘り下げてみましょう。リレーは、電気信号で電気回路のオン・オフの切り替えをおこなうツールです。電気信号がバトンとなり、バトンを受け取ることで、スイッチのオン・オフを切り替えています。
スイッチを入れて、電球をつけるとしましょう。スイッチをつけると電気信号が走り、リレーへと送られます。リレーは電球にダメージがないように配慮し、電球へと送られるのです。またバッテリーを置くことにより、電力ロスを軽減。要は、小さいエネルギーで大きな動きができる装置をさします。

意外と身近なリレー

耳慣れない装置「リレー」ですが、知らないところで使われています。代表的なところでいえば、エアコンでしょう。リモコン操作によりエアコンを動かす際、エアコン本体内にある制御装置が作動します。さらにモーターも動き出し、室内に快適な温度を提供してくれるという訳です。
車のヘッドライトも、リレーを使った代表的なものになるでしょう。ヘッドライトにリレーを取り付けることにより、一定の明るさを保証するのです。

プロが生み出したリレー

熊本には、リレーを取り扱った会社があります。技術力が高いのか、原子力発電に使われているそうです。リレーを1つ作るには、非常に高い技術と経験が求められます。プロでなければ無理なツールを製造していることを考えると、相当腕の立つ人が携わっていることでしょう。
なおリレー製品は、実際に購入も可能。ただリレーは品質に大きく左右されますので、高品質なものを選ぶようにしたいものです。

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