圧送は建設にはなくてはならないお仕事
関東の至る所で見かける工事。工事現場の人がホースを持って、コンクリートを撒いている所を見たことがないでしょうか。質の高いコンクリートをそのまま現場に流すことにより、建物はより強固なものになります。
しかしコンクリートは、その辺に普通にあるものではありません。すでに固まって建物に組み込まれているものの、固まっていないコンクリートは見かけないもの。コンクリートは、専用の車に圧送されます。コンクリートを圧送するのは、建設において大事なお仕事です。関東でも圧送の仕事はたくさんあります。
責任感がある人
コンクリートの圧送は、単純にコンクリートを運ぶのが仕事ではありません。教科書を開いて覚えれば何とかなる仕事ではなく、経験を積み重ねてようやく一人前と認められるでしょう。長年の苦労をもろともせず責任もって働ける人であれば、圧送の仕事は向いています。
コンクリートを送る量を少しでも間違えてしまうと、建物全体に影響が出てしまいます。建物に影響が出ると、多くの人の命にも直結するでしょう。
チームワークが取れる人
また圧送の仕事は、1人でできるものではありません。チームワークや協調性も、求められます。コンクリートはただ流せばいいだけでなく、型枠の中に流さなければいけません。型枠の設置には専門の職人がおり、彼らとの連携が取れなければコンクリートの圧送は全て台無しになってしまいます。
チームワークが特に求められるのは、大規模な建設現場。建設現場が大きくなればなるほど、工事に関わる人も増えてきます。1人でもチームを乱す人が出てきてしまったら、取り返しがつきません。
体力よりも技術力
「コンクリートの圧送の仕事は、体力がないと厳しい」と、思われるかもしれません。確かに体力も必要ですが、体力よりも技術力が重視されています。圧送の技術は進歩しており、リモコン1つで操作できるようになりました。
人手不足が懸念されており、職場環境が悪いイメージもあるでしょう。業者によっては職場環境を大幅に改善している所もありますので、一昔前と比べると働きやすくなりました。
Be the first to reply