街中で見かけるトラックの正体はブラック!?

運送業者はブラックが多い?

誰しもが一度は目にしているトラック。大きいトラックや緑ナンバーは、一般貨物配送として営業されています。何を運んでいるのかは、運送会社それぞれ。例えば福岡にある運送会社の場合は、電線や飲料水など。横浜市にある運送会社なら、青果配送。三重で一般貨物配送を行う運送会社では、加工食品を配送しています。
一般貨物配送の仕事は、多岐に及んでいます。だからなのか「ブラック」と、囁かれているのも事実。噂は本当かどうか、検証してみました。

勤務時間が長く給料が少ない

まずは勤務時間。こればかりは会社によりけりですが、運送業はものすごいことになっています。金融業や保険業であれば、月の労働時間は167時間前後。一方で運送業の労働時間は、月198時間。考えるだけでも倒れそうになります。1ヶ月の実働が22日だとすると、1日あたりの勤務時間は9時間近いことになります。
給料面も微々たるもの。平均の月収が32万円。他の業種と比べると、とんでもない低さです。勤務時間が長いのに給料は安い、やっぱりブラックです。

ブラック対策

ただ厳しいだけでは、運送業は余計にブラックになるのがオチ。ネットがどんなに発達しても、荷物の運搬を避けるのはできません。運送会社全てがブラックであるとは限らず、中にはホワイトな環境下で働ける所もあるのです。
まずは時間外労働の上限規制を適用。年に960時間の時間外労働があれば、会社に罰則がつきます。さらに賃金に関しても見直されており、正規ドライバーと非正規ドライバーの給料差も見直されつつあるのです。

情報システムの活用

独自の情報システムを活用し、無駄な手間を省き労働時間を短くした会社もあります。従来は、物流センターにて直接荷物を卸して積み替えていました。積替えができるようになるのは、順番を待つ必要があります。
そこで情報システムの登場。積替えにかんする情報を逐一抑え込むことで、無駄な時間を減らすことができます。また女性の活躍も凄まじく、女性が活躍できやすいように環境を整えている企業もあります。まだまだブラックが多い業界ですが、一生懸命になっている会社も少なくありません。

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