長野県は広く、りんごも多くのエリアで生産されています。
その中でもオリンピックのスキー会場となった志賀高原を擁する山ノ内町でもりんごが生産されています。
今回は、山ノ内町で生産されているりんごをテーマに解説していきましょう。
山ノ内町とは?生産されるりんごは?
山ノ内町は長野県の北端にある町です。
群馬県の中之条町とも県境を接しており、人口は1万人程度の町です。
この町は先ほど紹介した志賀高原のほか、湯田中温泉と呼ばれる温泉街もあり、スノーモンキーで有名な地獄谷のサルがいる場所も町内にあります。
そんな山ノ内町でもりんごが生産されており、生産者によって異なりますが、次のような品種を生産しています。
1.サンふじ
2.シナノゴールド
3.シナノスイート
4.シナノドルチェ
5.秋映
6.サンつがる
このように長野県のりんごのメインともいえるサンふじを始め、近年注目されているりんご三兄弟の3品種、そして秋映といった早い時期から出荷できる品種が生産されています。
さらに、青森県で主に生産されているサンつがるも、長野県内で特に冷涼な山ノ内町で生産しています。
サンつがるの生産自体、長野県ではそこまで多くないので、山ノ内町のりんご生産の特徴といえるかもしれません。
このような品種以外にも広く生産しているのが山ノ内町のりんごです。
山ノ内町のりんごでも評判が良い寒沢のりんご
山ノ内町には寒沢地区と呼ばれる地区があります。
ここは山ノ内町の中心部である湯田中駅から南に行った山手の地区で、文字通り寒冷な地域として知られています。
それでいて日当たりが良いため、りんご生産に向いており、現地では多くのりんご農家がりんごを生産しています。
現在は、山ノ内町のりんごの主な生産地になっているものの、長野県内の有名な生産地である豊野などに比べるとやや知名度が低いのが現実です。
そのため、品質で負けない分、ブランド構築が急がれている地域でもあります。
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