グループホームは障がい福祉サービスでも利用できる!熊本市の例を解説

熊本市には障がい者手帳を持っている人が5万人近くおり、年々増加傾向にあります。市では「自立と共生のまちづくり」を掲げ、障がいのある人が安心して暮らせる地域社会を目指しています。
そんな中、障がい福祉サービスで近年需要が高まっているのがグループホーム(共同生活援助)です。

障がい者グループホームとは?

グループホームと聞くと、介護保険サービスを思い浮かべる人も多いですよね。実は障がい福祉サービスの中にも「障がい者グループホーム」があり、主に18歳以上の障がい者を対象に、食事や入浴などの日常生活支援を行っています。共同生活の中で仲間や地域とのつながりが生まれ、一人ひとりの自立をサポートしているんですよ。
また、施設には「24時間体制」「休日や夜間」など、サービス内容によってさまざまな種類があります。ほかのサービスと併用しながら、必要なときだけ利用することもできます。
熊本市では800人以上の人が障がい者グループホームを利用しており、今後も増えるのではないかと予想されています。

熊本市でグループホームを利用するには?

熊本市でグループホームを利用するには、まず相談支援事業所や区役所に相談・申請を行います。医師の診断書や面接(調査)をした上で障がい支援区分を決定し、受給者証が交付されたらサービスを利用することができます。
熊本市内には150件以上のグループホームがあります。施設の雰囲気や特徴はさまざまなので、悩んでしまうときは相談支援事業所や区の担当者にも相談してみましょう。

障がい者グループホームは家族も安心して利用できる

家族の中には、「自立に向けた支援をしたいけれど、自宅だけでは限界がある」…そう悩む人も少なくありません。
障がい者グループホームでは、専門の支援員によるサポートが受けられます。日常生活を送るための環境が整っているので、1人暮らしが心配な場合でも安心して見守ることができますよ。
障がい福祉サービスを考えている人はぜひ参考にしてくださいね。

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