最近親戚のおばが千葉のグループホームに入所になりました。
昔お世話になっていたこともあり、会いに行くと楽しそうに過ごしていたので、ほっとしました。
しかし気になったのは、グループホームってどういう所なんだろうということです。
グループホームとは
認知症の高齢者が共同生活をする介護福祉施設のことです。
定員数は、18人の小規模な施設になっており、認知症に詳しいスタッフの援助を受けることができます。
特徴として、認知症に特化した施設であることです。
ではどういう人が入居できるのでしょうか?
入居条件
要支援2または要介護1以上の方で、医師に認知症の診断がある人。
また施設がある市区町村に住民票がある人です。
退去条件
共同生活が難しくなった場合や医療的ケアが必要になった場合退去となる可能性があります。
グループホームには、看護師がいない場合もあるからです。
どのようなサービスを受けれるか
医療的な対応は、利用者の主治医が往診をしてくれます。
また緊急時は、医療機関と連携しての対応になります。
認知症に対して、音楽療法やアニマルセラピーなど認知症に効果があるレクリエーションが行われます。
そのほかに、買い物や食事の準備などの家事をスタッフと一緒に行い、リハビリを兼ねて自立支援を促します。
そして最近は地域交流を行う施設も増えてきています。
例えば、公園の掃除や祭りに参加するなどして、地域との交流を促しています。
では、グループホームを選ぶメリットはなんでしょうか?
グループホームのメリット
・有料老人ホームに比べて比較的安価である
グループホームは月額9万~17万くらいです。
有料老人ホームは、最低でも15万くらいはするので、費用的には抑えることができます。
・少人数制である
グループホームは最大18人までの少人数制になっています。
認知症の方は新しいことを覚えたり、環境の変化に適応するのが苦手です。
そのため、人数が多いところだと変化にさらされるので、症状の悪化やトラブルのもとになるんです。
しかし少人数にすることで、穏やかに過ごすことができるという利点があります。
・認知症に特化している
認知症に特化したサービスを提供してくれるため、認定を遅らせたり、できる動作の維持をしてくれたりします。
家族としても、できるだけ元気に生活してほしいと願っています。
スタッフの支援を借りながらでも、自分でできることは自分でする。
これにより、入居者の能力を維持しながら、家事などの役割があることで生き生きと生活を送ることができます。
いかがでしたか。
グループホームがどういうものかわかったと思います。
認知症の方の介護で困っている方、ぜひ一度グループホームを利用するということも検討してみてください。
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